静岡トヨペット社長 平光敬和のブログ【夢の途中】

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2020.03.27

平光さんの仕事

「御礼」にかえまして

「夢の途中」ブログ、今日までありがとうございました。

2017年10月16日の、「パートナー会社様懇親夕食会」に関してのブログで始めさせていただいて以来、2年半つまり30か月、60回、「なまけたい(・・)心」の強い私(わたくし)が良く続きました。3人の秘書さんたちのおかげです。本当にありがとう、さっちゃん、りえちゃん、まおちゃん。

そして、こんなに「読みにくい」(ちゃんと自覚していますヨ)文章のブログを、「今」読んでいただいている「あなた」、感謝の言葉しかありません(笑)。

そんな素敵なあなたに、「御礼」にかえまして、最後に「やはり」読書について書かせていただき、心からの御礼を申し上げます。あはは。

 

()稿パートとして」(笑)。

人が人として、「社会的」存在として()り続けるためには、「文字」を通して「先人の」そして「他者の」経験を、知を、情を、我がものにし続けるしかありません。人は「文字」を、つまりは「書」を読むことによって、読み続け、読み重ねることによって、「社会的」存在としての「人」を高め続けてきたのです。

人類は文字の発達そして印刷技術の発達とともに、その「存在力」を高め続けてきたのです。(その国の歴史が相当に進展して(のち)、「文字」を変える、あるいは変えさせられる国・地域は、そのことによって「自ら、あるいは強いられて、苦難の道を選ぶことになる・・・国語の英語化は?(汗)」と言っても過言ではない程に、人々が「書」を「読」むことのできる力は大きい・・・個人の見解です。)

本まとめ①.jpg     本まとめ②.jpg

 

脱線(・・)稿パートとして」(笑笑)。

と言うことで、最後は以下にお付き合いください。

 

血統.jpg

2018年7月13日の「読書のこと」に最後の部分で書かせていただいた、「ディック・フランシス」の「血統」(BLOOD SPORT)/菊池光訳 の「続き」です。1967年に書かれ、日本では昭和51年12月にハヤカワ・ミステリ文庫版が出版されています。(私は当時21歳です・・・。笑)

主人公は、その仕事によって「うつ病」(らしきもの)()(わずら)っている超腕ききの「英国謀報部員」(ジーン・ホーキンス)。常に枕の下に九ミリ口径の「ルーガー」を、「護身用」と言う以上に「自殺用」にしのばせて眠っています((ひど)い「不眠症」だからまともに眠れないのですが)。

主人公のジーンが三週間の休暇をもらった「その初日の朝」に、上司(シム・キーブル)の娘(リニイ・キーブル)が、「船遊び」に誘うために「車に乗って」彼の「しぐれてる」アパートにやってきます(お父さんのシム・キーブルの(めい)で)。

リニイ(娘)は、実はその日の前日に運転免許のテストにパスしたばかり。

そう言ってから彼女は、「自分が運転していいか?」と聞き、本当は初心者は通ることができない高速道路を「勇敢に」通って、お父さんたちのいる船着き場の駐車スペースに着きます。

車から降りる時、リニイの手がかすかに「震えて」いることに気づいた主人公(不眠症の、超腕(・・)きき(・・)の、英国謀報部員、本当は今にも自殺しそうな・・・くどいですねぇ)のジーンは、これが彼女(リニイ)としての「一番長い そして 一番速い」ドライブであったことに気づき、『見事な運転ぶりでしたよ、ベテランみたいだった』と言います。(そこでリニイの顔は輝きます。)「自信を与えたり、奪ったりすることは私の仕事上の手段の一つ。それを日曜日(・・・)に使ってはいけないという組合はない」と。

(私も、経営者として、「言葉によって」自信を「与えたり」、「奪ったり」することを仕事の一つとして行っています。日曜日にはめったにやりませんが。静岡トヨペットの組合もそれを「いけない」とは言いません。・・・笑)

このシーンから始まる「血統」(BLOOD SPORT)は、「ミステリ」の一種ではあるのでしょうが、さまざまなシーンで、涙を誘い、感動させられ、そして「人はどう生きるべきか」を考えさせられます。

途中で、主人公が「突然」気づく場面があります。「上司が、つまらない船遊びに主人公(腕ききの謀報部員・・・自殺しそうな・・・くどすぎますねぇ)を誘ったのは、彼を自殺(・・)させない(・・・・)ためだった」ことに。(三週間の休暇に一人では耐えきれないで、自殺してしまうことを知っていて・・・。)

そしてこの小説の最後の最後に、この小説のメインストーリーの「盗まれた競走馬を探して取りもどす」調査そして「盗み返す」過程で、一緒に働いてくれた同僚(ウォルト)が「結果的に主人公を助ける形となって」殺され、その同僚が家族と共に映っている写真を壁にかけ、ピストル(・・・「護身用」と言うよりは「自殺用」のルーガー)を枕の下に入れて眠るシーンでこう言います。

『あの仕事を引き受けなければよかった。』以下小説(菊池光訳)にある通りです。

灰色の一日が、灰色の夕闇にかわっていった。立ち上がって明かりをつけた。二つの物を手にして椅子に戻り、横の低いテーブルの上に置いた。

「拳銃」と「ウォルト(一緒に調査してくれた同僚)一家の写真」である。

『気の進まない贈り物をうけて困る点は、それを投げ捨てる時、自分自身に激しい嫌悪感を抱くことだ。特に、贈り主の精一杯の贈り物である場合には。』

『ウォルトが私に贈ってくれた()()()を、投げ捨てるようなことは絶対にできない。

たとえリニイ(上司の娘、・・・物語の中で二人は恋に落ちます、もうそれは当然の流れとして)の気持ちがかわったとしても。私は生き続ける』

感覚を超えた疲労に包まれ、十時に寝に就いた。拳銃を枕の下に入れ、写真を壁にかけておいた。

そして寝た。(ディック・フランス/菊池光 訳「血統」は、こうして終わります。)

 

超ウルトラ読みにくくて、長くて、自分勝手な文章をここまでお読みいただき、本当に、本当にありがとうございました。このブログをここまでお読みいただいているあなた(失礼な表現ですみません)も、泣き虫の本読みさんでしたら、いつの日かこの「血統」について、ダラダラ話しましょう。「ラフロイグ」を飲みながら。

 

お酒.jpg

 

30か月、60本、ありがとうございました。

更新されないブログをいつまでも載せておいてはいけませんので、この「夢の途中」ブログは、2020年6月2日(私の65歳の誕生日)をもちまして閉めさせていただきます。

本当に長い間ありがとうございました。